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膣アンチエイジング・モナリザタッチ

加齢による体質の変化に伴い、膣の乾燥、かゆみ、性交時の痛み、尿漏れなどを感じる方がいらっしゃいます。その1つの要因として、膣の細胞が委縮して、潤いを失ってしまうことが考えられています。
デリケートゾーンのトラブルは誰にも相談できずに、我慢されている方も多いです。軟膏を塗布しても解消しないこともあります。
当院では、「モナリザタッチ」と呼ばれる最新の炭酸フラクションガスレーザー機器を導入しました。保険適用外になりますが、数分の照射で膣の細胞に潤いを与え、膣・外陰部のアンチエイジング効果が期待されます。

モナリザタッチ

膣のアンチエイジング

膣は女性ホルモン「エストロゲン」の作用を受け、お肌と同様に、膣壁もターンオーバーを繰り返し、適度な潤い、弾力、酸性の環境を維持しています。
ところで、女性は40歳頃からエストロゲンの分泌量が減少していきます。加齢に伴い、エストロゲンの恩恵が受けられなくなると、膣の潤いや弾力は失われ、傷つきやすくなります。その結果、顔のシワやシミのように、膣の老化「膣萎縮」が生じ、様々なトラブルを引き起こします。

膣萎縮によって生じるデリケートゾーンのトラブル

  • 乾燥
  • かゆみ
  • におい
  • 性交時の痛み
  • 尿漏れ

モナリザタッチとは

膣の老化に伴う不快症状を緩和させるために開発された医療用レーザー治療機器です。
膣の乾燥、かゆみ、性交時の痛み、尿漏れ、更年期前後の不快な症状に効果的だといわれています。患者様の生活の質を高めていただくことが目的です。
モナリザタッチは世界中で以前から広く認知されており、論文報告数も多いです。膣粘膜の栄養状態改善、上皮細胞のグリコーゲン増加、コラーゲン組織の増加、線維芽細胞活性化、膣内細菌の集合体の改善などの効果がみられ、膣・外陰部の不快症状の治療に有効とされています。(産婦人科診療ガイドライン2020婦人科外来編より)

モナリザタッチの治療の流れ

デリケートゾーンのトラブルに対してまずは薬物療法を行います。
改善がみられなければ、患者様の状態、要望に応じて「モナリザタッチ」に移行します。
モナリザタッチは外来での治療が可能です。
膣内のレーザー照射は痛みを感じませんが、外陰部のレーザー照射は痛みを感じることがあるため、麻酔クリームを塗ります。その後、膣内や外陰部に炭酸ガスフラクションレーザーを数分間照射します。
出血のリスクはほとんどありません。施術後はすぐに帰宅いただけます。

治療頻度

始めの3カ月間は、毎月1回レーザー照射に通っていただきます。
その後は年1回のメンテンナンスが推奨されています。

注意点

施術後3日間は性交渉を控えてください。

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